Mann-Whitney U テスト (Wilcoxon rank-sum test):
ノンパラメトリックな 2 群比較
UB3/statistics/group_comparison/mw_u_test
このページの最終更新日: 2024/09/30- 概要: Mann-Whitney の U テストとは
- R で Mann-Whitney の U テストを実行する
広告
概要: Mann-Whitney U test とは
Mann-Whitney U test とは、
t 値を算出するわけではないので、t 検定とは本質的に異なるが、
- 仮説検定
- z 検定
- t 検定の原理 #1: 母平均の検定
- t 検定の原理 #2: 対応のある t 検定
- t 検定の原理 #3: 正規分布、等分散の場合
- Welch の t 検定: 等分散を仮定できない場合
- Mann-Whitney の U 検定: このページ
- 実践 1: Excel での t 検定
Mann-Whitney U test の帰無仮説および対立仮説は、以下の通りである。
帰無仮説: 2 つの群は同じ母集団に由来する。
対立仮説: 片方の群が大きな値をもつ。
Mann–Whitney–Wilcoxon test, Wilcoxon rank-sum test, Wilcoxon–Mann–Whitney test とも呼ばれる。
ただし、Wilcoxon signed-rank test は異なる検定なので注意すること。Mann-Whitney が対応のない場合のテストであるのに対し、Wilcoxon signed-rank test は
広告
References
- Amazon link: 岩波 理化学辞典 第5版: 使っているのは 4 版ですが 5 版を紹介しています。
- By i dont know - google, CC BY-SA 4.0, Link
- 順序尺度. Link: Last access 2018/09/20.
- Rによるウィルコクソンの順位和検定. Link: Last access 2018/09/20.
Rosner 2016a. Fundamentals of Biostatistics.
平均値や中央値から始まり、t 検定、ANOVA、回帰分析まで、普通の論文で使う統計手法を網羅している本。とにかくグラフ付きの実例が多く、さらにその実例は論文からとられているので、実践的な生物統計を学びたい人にはおすすめの一冊。 統計の本はとっつきにくいものが多いが、2016 年と比較的最近の本であることも特徴だ。著者はハーバード公衆衛生の Bernard Rosner。経歴を見ると医学統計のエキスパートだが、この本は たぶん高校の上級から大学の学部生あたりが基本的なターゲットで、研究に使う際に統計の基礎をチェックしたい研究者にも適した本になっている。 |
コメント欄
サーバー移転のため、コメント欄は一時閉鎖中です。サイドバーから「管理人への質問」へどうぞ。