Mac セットアップ時の設定

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このページの最終更新日: 2024/09/30

  1. 概要: セットアップの記録
  2. 古い Mac から手動で同期
  3. Dropbox と Apple 純正ソフトの設定
    • キーボード設定
  4. html エディタの設定
  5. その他ソフトの設定
  6. 古い Mac の trade in

概要: セットアップの記録

Mac セットアップ時に行う設定をまとめた。このページは、基本的には上書きしていき、常に最新の情報が載っているようにする。追加やマイナーチェンジはそのまま上書きするが、情報を消すときは慎重に。以下の各セットアップ記録のページに移して、なるべく消さないようにする。

このほか、2018 年 3 月の High Sierra 新規セットアップ、さらに 2018/10 と 2019/1 Mojave のクリーンインストールなどからの情報も。

基本的には、このページの上から順に設定していく感じ。

古い Mac から手動で同期

手動で同期しなければならないのは、以下のような項目。

  • Documents フォルダに bioinformatics 関係のデータがあるので、外付け HDD へコピー。
  • Music アプリで、File メニューから「ライブラリを統合 Organize library」。Music/Music/ というパスに Media というフォルダと Music.Library.sumislibrary というファイルがある。Media フォルダの中には、さらに Music および Automatically Add to Music というフォルダがあり、Music の中にアーティスト別のフォルダがあるという構成になっている。Media を含む Music というフォルダを外付け HDD にバックアップ。
  • Movies フォルダの中に iMovie_Library.imovevylibrary というファイルがサイズが大きく、これが iMovie で編集したビデオを含んでいる。そのまま HDD にコピー。
  • Apple、Google account からサインアウトしておく。Office 365、カスペルスキーから該当デバイスを削除。
  • データベースソフト Steward Database から csv に書き出し。
  • FileZilla の設定を書き出し。

Dropbox とアップル純正ソフトの設定

まずは Dropbox App をダウンロードし、共有するフォルダを決める (参考: Dropbox のページ)。

Apple iCould にサインインすると、iCloud 経由でかなりの設定が自然に共有される。便利な時代になった。Mail の振り分けルールも、チェックは入っていないものの共有されていた。

マウス

Mac Magic Mouse を使用する場合は、ポインタの速さはシステム環境設定の Mouse で設定するが、スクロールスピードはなぜかアクセシビリティで設定する。

Mac Trackpad も使用。複数の指を使うジェスチャーはシステム環境設定の TrackPad で設定するが、3 本指ドラッグはなぜかアクセシビリティで設定する。

Finder

Show all file extensions を選び、拡張子が全て表示されるようにする。Dropbox App をインストールし、同期するフォルダを選択。New Finder Windows を Dropbox に設定。

Safari

パスワードは、キーチェーンにあるものが共有される。これが便利で、Google アカウントにログインする際にもパスワードを探す必要がない。

デフォルトのダウンロードフォルダを Dropbox のフォルダに設定。

TextEdit

なるべくシンプルに。デフォルトフォーマットを Plain text にし、ルーラー、自動修正などは全て取り除く。フォントは Andale Mono 14。Atom は一度試したけど、あまり使い勝手が良くない上に重い気がする。

Notification

基本的に全てオフにする。


キーボード設定

  • ユーザー辞書は iCloud を通じて自然に共有されるようだ。テキスト置換候補を全選択してドラッグすると、Text Substitutions.plist という xml 形式のファイルとしてエクスポートできる。これを Dropbox に置いているので、万一共有されない場合はこれをテキスト置換にドラッグする。
  • 日本語入力を追加、Live Conversion は切って、システム環境設定の Keyboard - Input Source から Predictive Candidate, Correct xpelling のチェックを外す。そのほか、自動修正系は全て外すが、smart quotes はチェックを入れておく。
  • Command + Space が Spotlight になっているので、言語切り替えに変更。システム環境設定 - Keyboard - ショートカット設定から。

html エディタの設定

経緯を Ultrabem にまとめながらセットアップしているので、早い段階で html エディタ をインストールする必要がある。

長い間 Brackets を使っていたが、2022 年から VSCode へ。

FTP の機能拡張もある。一通り設定の仕方などを調べてみたが、どうもサーバーのファイルと比較して、更新されているものをアップロードするという機能がないようだ。「変更したファイルのみアップロード」というのはあるが、どの時点からの変更をカウントするのか、ちょっとわかりにくい。当面は FileZilla でいくことにする。

その他ソフトの設定

有料のもの

  • Office 365 のダウンロードとインストール。ブラウザベースの Office は嫌いなので、ローカルにインストールしている。
  • EndNote: 公式ページに Installer download がある。購入時のプロダクトキーとシリアルナンバーを入れる必要がある。
  • アンチウイルスソフト はカスペルスキーを使っている。購入時のメールからマイカスペルスキーにログインし、Mac 版をダウンロードする。

無料のもの。リンクはダウンロードしたサイトまたは当サイトの関連ページ。

  • Google Chrome: 重くてあまり好きじゃないが、一応入れておく。これも検索から。設定で translation を off にする。
  • AppCleaner: 検索から。Apple Store ではみつからない。
  • FileZilla Client も検索から。Apple Store には有償版しかない。サーバーアドレスなどの設定は旧 Mac から Export Sime Manager Entries とすると、xml 形式でサーバー情報などを書き出せるので、これをインポートすれば良い。ただし、ファイルパスなどは変更しなければならない。
  • ImageOptim: このページ からダウンロードできる ImageOptim は、画像ファイルの個人情報を取り除くソフト。Apple Store の ImageOptim とは少し違いそう。
  • Logitech Control Center, The Unarchiver, 4Peaks, EnzymeX

古い mac の trade in

最近は、Apple が古い Mac を引き取ってくれるようになった。以下、trade in の前にやるべきこと。

  • まず Time Machine でバックアップ。
  • Dropbox の同期を外し、システム環境設定の iCloud からデバイスを削除。Office365 でもデバイスを削除。
  • 申し込むと、Mac を送り返す用の箱が送られてくる。送料無料。OS をクリーンインストールして、この箱に入れて送付。

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References

  1. Mac のシステムデータ移行. Link: Last access 6-14-2017.
  2. iTunes ライブラリを新しいコンピュータに移動する方法. Link: Last access 6-16-2017.
  3. iTunes でコンピュータの認証を解除する. Link: Last access 6-16-2017.

コメント欄

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このページには、以下のようなコメントを頂いていました。ありがとうございました。今後はフォーラムでお願い致します。

2018/02/22 03:39 私はHigh Sierraにアップグレードしました。今の所問題はありません。ドライ教本とかのスクリプトは、数年前ですので最早動かないという話も聞きますが。

2018/01/22 21:19 Linux/Mac両刀はバイオ系では必須ですね。いつも役に立つ記事をありがとうございます。一つ質問ですが、MacのOSは何を使っていますか?アップグレードしていいものかどうか悩んでいます。