統計英語の日英対応表

UB3/statistics/statistics_meta/statistics_english

  1. 統計用語の日英対応表
  2. 関連リンク

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統計用語の日英対応表

Alternate hypothesis

対立仮説

ANOVA

分散分析。one-way ANOVA は一元配置分散分析、two-way ANOVA は二元配置分散分析。

Argument

引数

Confidence interval

信頼区間。予測区間 prediction interval も見よ。

Confounding

交絡。回帰で重要な概念。統計モデルの中で、従属変数と独立変数の両方に影響を及ぼす外部変数が存在することをいう。その変数を交絡因子または共変数という。

Coefficient of determination

決定係数

Covariable

共変数または交絡変数。ANCOVA などで重要な概念。共変量 covatiate とは違うので混同しないこと。

Covariate

共変量。回帰分析における説明変数/独立変数と同じ。共変数 covariable とは違うので混同しないこと。

Critical value

境界値。Critical t value は t 境界値。

Descriptive statistics

記述統計。統計手法の一つで、データの平均、分散、標準偏差などを計算し、データの特徴を記述する方法論。→ Inferential statistics 推測統計も見よ。

Effect modification

交互作用。交絡作用とは異なるので混同しないこと。

Factor variable

因子変数。数値でなく、グループ A、B のようなカテゴリー変数。

Fitted

適合値。ANOVA での概念。残差 - 適合値プロットで分散の均一性を確認することなどに使われる (参考)。

Inferential statistics

推測統計。標本を解析することで、母集団の性質を推測する統計。→ Descriptive statistics 記述統計も見よ。

Effect size

効果量。検出力検定 power analysis での概念。

Independent variable

回帰分析の独立変数。説明変数 explanatory variable、予測変数 predictor variable とも呼ばれる。

Interaction

交互作用。ANOVA や線形回帰での概念。複数の説明変数が相互に影響し合うこと。

K-fold cross validation

K-分割交差検証。標本データを分割して、一部のみでまず解析を行い、残る部分で解析を検証する手順を交差検証という。その手法の一つ。

Latent variable

潜在変数。データの変動パターンから推測されるような変数のこと。部分的最小二乗回帰 PLS などで使われる。

Leverage

梃子値。線形回帰の条件を検討する際に重要になる値。レバレッジと片仮名で書かれることも多い。

Margin of error

許容誤差

Mean square

平方平均、ANOVA などの概念。

Multicollinearity

多重共線性、「マルチコ」。重回帰分析で、いくつかの説明変数 X の間に高い相関があること。回帰係数が信頼できなくなるので、そのような X は取り除くなど、しかるべき対処が必要。

Normal distribution

正規分布

Null hypithesis

帰無仮説

Ordinary least squares (OLS)

OLS のみ、または OLS method で最小二乗法。OLS regression で最小二乗回帰。

Paired t-test

対応のある t 検定

Post hoc test

事後解析

Power

検出力

Prediction interval

予測区間。信頼区間 confidence interval も見よ。

Principal component regression (PCR)

主成分回帰。多重共線性を含むデータを重回帰するための手法。主成分分析 PCA のアイディアを使う。つまり複数のデータをまず主成分にし、それを説明変数として回帰する。

Regularized regression

正則化回帰。通常の最小二乗法に制約 (ペナルティ) を加えて、推定量を縮小させる方法。

Residual

残差。ANOVA などに関連する概念。

Response variable

回帰分析で一般に変数 y で表され、説明変数 x を動かした結果として変化する変数のことをいう。以下のように、日本語・英語とも様々な名前で呼ばれる。

  • 応答変数 response variable (目的変数、反応変数)
  • 従属変数 dependent variable
  • 基準変数 criterion variable
  • 非説明変数 explained variable

Root mean square

二乗平均平方根

Sample proportion

標本比率

Sampling error

標本誤差

Significance level

有意水準

Standard error

標準誤差

Sums of products

積和。

Sum of squares

平方和

Tail

裾、またはテール

Test statistics

検定統計量

Type I error, Type II error

第一種の過誤、第二種の過誤

Type-III sum of square

タイプ 3 平方和。サンプル数が異なる場合の two-way ANOVA (参考)。

Variance

分散

VIF, variance inflation factor

分散拡大係数。多重共線性 multicollnearity の程度を示す指標。


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