macOS Monterey のクリーンインストール記録:
2022 年 5 月
UB3/informatics/mac/log_install_monterey
このページの最終更新日: 2024/09/30広告
アップデートの概要: 2022 年 5 月
自宅用メインの Mac がまた遅くなってきた。前回の Big Sur クリーンインストールは 2020 年 12 月だったので、およそ 1 年半。これぐらいの期間でクリーンインストールしておいた方が、快適に使えるような気がする。
TimeMachine を使わなくなって久しい。データは外付け HDD または Dropbox にあり、そこから同期した方が便利。ソフトウェアも再インストールした方がゴミが溜まらなくて良い。
手動で同期しなければならないのは、以下のような項目。
- Documents フォルダに bioinformatics 関係のデータがあるので、外付け HDD へコピー。
- Music アプリで、File メニューから「ライブラリを統合 Organize library」。Music/Music/ というパスに Media というフォルダと Music.Library.sumislibrary というファイルがある。Media フォルダの中には、さらに Music および Automatically Add to Music というフォルダがあり、Music の中にアーティスト別のフォルダがあ流という構成になっている。Media を含む Music というフォルダを外付け HDD にバックアップ。
- Apple ID、Office365、gmail account からサインアウトすべきだったが、これは今回忘れてしまった。
インストール後は、基本的に Mac セットアップのページ に従って設定を進める。今回、メモしておくべき点は次の通り。
- いろいろ軽くしたいと思い、インストールするソフトの数を減らす。
- ブラウザは Safari。Google アカウントにログイン。
- Apple Mail をしばらく使っていたが相変わらずダメ。Inbox から他のフォルダにメールを移しても、他のコンピューターの Mail に反映されない。Spark を Apple Store から再びインストール。
テキストエディタ
長い間 html エディタ として Brackets を使っていたが、Adobe によるサポートが打ち切られて困っていた。一度、Visual Studio Code を試したときは、リアルタイムプレビューがリアルタイムでない (何かキーを押さないとプレビューに反映されない) ので Brackets に戻った。あれから約 1 年半、Live Preview という機能が本当にリアルタイムのようなので、Visual Studio Code を試してみる。
Live Preview がどうしても満足できないので、Sublime Text も試す。最終的には、よい機能拡張を見つけられたので Visual Studio Code に落ち着いた。
ターミナルの操作
以下の順にインストール。
- Homebrew: 同時に Xcode がインストールされる。npm と live server を html エディタの関係でまずインストール。FTP ソフトは引き続き FileZilla を使うことにしたので、結果的にこれらは不要だった。
- その他、基本的なコマンドラインツールをインストール。seqkit, bowtie2, ImageMagick, etc.
その他、以下のソフトもインストール。
- Office は前のデバイスを Web からサインアウトして、新たにインストール。
- ターミナルでの R に続き、R Studio もインストール。
iTunes と Music
以前までのアップデートで、iTunes から iTunes への移行は簡単だった。データは全て Usr/Music/iTunes にあり、初めて iTunes を起動するとこのフォルダが作られる。古い Mac のそのフォルダの中身を全て上書きで新しい Mac に移せばよかった。
しかし、Catalina から iTunes が Music というアプリになっており、フォルダ構造が色々と変わっている。前回は上書きアップデートを行ったため、iTunes_Music などというフォルダができており、これがクリーンインストール後の Music のみのフォルダ構造と一致しないという問題があった。
楽曲と、再生回数や最後に再生した日時などの付属データを移行するには、以下のようにする。
- iTunes フォルダを丸ごと外付け HDD などにバックアップするが、使うのは一部である。
- iTunes または Music にアップデートした iTunes では、iTunes というフォルダの中にデータが納められている。iTunes_Media というフォルダに音楽の mp3 ファイルがあり、iTunes_Media/Music/歌手名/アルバム名/曲名.mp3 となっているはず。まずこれを確認。
- 再生回数などの情報は、iTunes_Library.itl というファイルにある (2)。iTunes_Music_Library.xml というファイルもあるが、これはサードパーティーアプリ用のファイルで、Music や iTunes で使われているわけではないようだ。
オプションを押しながら Music を起動すると、ライブラリを選択できる。 ここで上記の iTunes_Library.itl を選択すると、その内容が Music Library.musiclibrary という Music 用のライブラリに変換される。- 私の場合は、何かの間違いで Music Library.musiclibrary が変なフォルダに入り込んでしまっていたので、見つけるのに手間取った。しかし、ポイントは
更新日時から最新の Music Library.musiclibrary を見つけ、オプションを押しながらMusic を起動し、これを選択する だけ。
フォルダ構造としては、Music Library.musiclibrary と同じ階層に Media があり、Media の中に /Music/歌手名/アルバム名/曲名.mp3 となっていればよい。
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References
- macOS Big Sur編 Macのクリーンインストール & 移行アシスタント. Link: Last access 2020/12/08.
- Link: Last access 2020/12/09.
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