EndNote に文献を取り込む

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このページの最終更新日: 2023/10/28

  1. EndNote への文献のインポート

Mendeley, Papers など類似の機能をもつソフトはあるが、私は EndNote 派である。高価なのが唯一にして最大の問題点だが、Amazon から並行輸入品を購入すれば、2 万円以上の節約になる。完全に英語のバージョンだが、論文を書こうとする研究者なら大きな問題ではないだろう。

EndNote 20 では並行輸入品が見当たらない。私はアメリカの Amazon アカウントから英語のアップグレード版を購入した。$100 前後なので、国内の正規版よりもはるかに得。

正規品

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EndNote への文献のインポート

EndNote X7.3.1 Mac を使用していたが、X8 へアップグレードした。このあたりのバージョンでは、操作方法はほとんど変わらないと思う。


Google scholar から

Googole Scholar で以下のような検索結果が得られたら、「引用」をクリックする。すると BibTex, EndNote, RefMan, RefWorks から形式を選べるウィンドウが現れるので、EndNote をクリック。ダウンロードフォルダ scholar.enw というファイルができるので、これを EndNote の File - Import から取り込む。 (2023 年 10 月現在)

EndNoteへの文献取り込み

複数の文献を取り込みたいときは、Google Scholar 側で行わなければならない。


ツールバーに、パソコン、地球、パソコン & 地球の切り替えボタンがあり、地球のマークが EndNote 上での文献検索を表している。

EndNoteへの文献取り込み1

手入力する

References から New references を選び、必要な情報を入力する。

著者に機関名を使いたい場合には、最後にコンマを入れる (1)。
例えば、University of California を著者にしたい場合、そのまま入力すると California et al. のように、最後のスペースの後の単語が勝手に姓と解釈されてしまう。著者を University of California, としておくと機関として認識される。

ライブラリ間で文献をコピーする

2023 年ごろから、EndNote 文献を整理する方法を変更。それまでは、全ての文献を 1 つのライブラリに保存していたのだが、数が多くなってきたので、執筆する論文ごとにライブラリを作る方式にしてみた。

ライブラリ登録後にも文献の形式を変えることがあるので、同じ文献が複数のライブラリにある場合には、個別にインポートするのではなく、コピペできると便利である。

これは調べてみたら簡単だった。今まで意識していなかったが、EndNote は複数のライブラリを別々のウィンドウで開ける。これでコピペすれば OK。

Journal name list も編集しているのだが、これも export, import が可能。


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References

  1. 手入力でレコードを作成するには. Link.
  2. Thomson Reuters Community. Link: Last access 2017/12/08.

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