催促・リマインドのメール (英語)
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個人的なリマインド: 軽い用事
残念なことに、英語でのメールを介したコミュニケーションはうまくいかないケースが多い。
日本語のサイトでは、以下のような例文が出ている (1-2)。
- This is just let you know that *** is due next Monday.
- I am sure you recall that our next conference call is scheduled for tomorrow at 3pm.
Please allow me to remind..
どれも、まだ十分に礼儀正しくないような気がしてしまうので、さらに探してみると
Please allow me to remind you のあとは、that 節で文章を書くこともできるし、of A で「A についてのリマインド」という形でも書くことができる。また、Please allow me to introduce myself と自己紹介をする場面でも使えそうである。
As soon as possible は失礼か
個人的には、as soon as possible (ASAP と略されることも多い) という催促が締め切り前に届くとカチンとくる。こちらが仕事のスケジュールを調整し、締め切りに間に合うように努力しているときに、突然その仕事の優先度を上げるように指示されているように感じるためである。
このあたりはニュアンスの問題であり、ネイティブがどう感じるかというのがポイントだろう。英語の掲示板では、次のような意見がみられる (5)。
- とくに失礼というほどではないが、より丁寧な表現があるというのがコンセンサスのように思える。
- at your earliest convenience がフォーマルかつ丁寧な表現のようだ。
- at your convenience は earliest がない分だけさらに丁寧 (less pushy) になる。
- as soon as you can や as soon as you get a chance は at your earliest convenience よりもカジュアルだが、ASAP ほど pushy でない。
- 具体的な日付や、If this deadline is not feasible, please let me know. を加えるとより実際的で、相手に与える不快感も少ない。
日本語のサイトでも、「目上の人には失礼」としているものが多い。ASAP は略語なので、さらにカジュアルな雰囲気になる。
爆撃: 何度もメールしてすみません
その他、実際によく見る表現として
- I am sorry for bombarding you, but I have a few more questions.
- I apologize for the barrage of emails about...
普通の文章でリマインド
心境の変化なのかもしれないが、アメリカ生活も長くなり、なんとなく以下のように普通の文章でストレートに尋ねる方が感じがいいような気がしてきている。上記の丁寧な表現は、ほとんど知らない人に対してのもので、多少でも知り合いならば、こんな感じのフレンドリーさがある方が親しみやすいかも。
とくに決まった形はないが、
- I hope that everything is going well with you.
のような形で始める。その次に、普通に要件を聞く。
- How is the current situation of **? We don't have a particular timeline for this, but if you can give us some updates, it is greatly appreciated.
その他表現メモ
以下のような表現も使えそうだ。
- I appreciate your earlier response.
- I haven't heard back, but I know you must be very busy...
- Please give the matter your immediate (or prompt) attention (4).
- I understand that he is busy はヒット多数。"he should be busy" とすると途端にヒット数が減るので、単純に is を使うべき。
- I know you have been busy はヒット数少ない。"he has been busy" とするとほとんどヒットなし。完了形はあまり使わないと思われる。
この他 urgent matter という言葉も使われる。
その他 I'm sorry to be pressing, but... という書き方もある (5)。これらは、上記のものよりもややフレンドリーな印象を受ける。
催促の理由として、「時間がなくなってきている」と言いたい場合は、自然に
- We are running out of time.
で良さそうだ。ヒット多数。
実際に、相手に時間をかけて何かをやってもらっている場合は、催促のメールでもより丁寧な表現をつかいたくなる。
「時間を取らせてすみません」の場合は、
- feel bad, feel sorry, have been feeling bad などが使える。
- take up your time というフレーズがありそうだ。
一斉メールでのリマインド・催促
以下の表現 (1,2) は、個人的なメールというよりも一斉メールでよく見かける。
- This is a friendly reminder that the deadline for submitting *** is July 9th.
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References
- 相手の気分を害さずに催促するには? 記事リンク切れ. http://jp.wsj.com/public/page/0_0_WJPP_7000-10909.html
- 英語のメールでリマインドするときに使われる表現:リマインダーメールの書き方. Link.
- Meddhy 英語 Tips 部屋. Link.
- 日向清人のビジネス英語雑記帳. Link.
- Polite alternatives to “as soon as possible”. Link.
- ASAP is toxic, avoid it As Soon As Possible. Link: Last access 2018/03/01.
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