計数データの扱い:
検定方法の選び方、実践的な注意点など
statistics/group_comparison/count_data
このページの最終更新日: 2024/09/30- 概要: 計数データの検定
- 計数データの多重検定
広告
概要: 計数データの検定
- Dio さんと Jojo さんが今まで食ったパンの枚数を比較する。
- 組織切片で免疫染色を行い、染まった細胞の数を A 群と B 群で比較する。
- A 群と B 群にストレスを与え、生き残った個体数を比較する。
このようなデータは計数データであり、整数以外の値を取らない。したがって分布は正規分布 normal distribution にはならず、離散型の分布になる。このようなデータには、正規分布を仮定する t 検定を適用することはできず、ノンパラメトリックな Mann-Whiteney の U 検定 や カイ二乗検定 を使う必要がある。
しかし、リアルタイム PCR などで測定する mRNA 量も厳密には計数データである。これは、上で述べた 「数が十分に多く、分布が対称な場合には、だいたい t 検定で問題ない」ということに基づいていると思われるが、この点も頭に入れておく必要があるだろう。
広告
計数データの多重検定
広告
References
コメント欄
サーバー移転のため、コメント欄は一時閉鎖中です。サイドバーから「管理人への質問」へどうぞ。