Maaslinに交互作用項を含める
UB3/informatics/r/maaslin_interaction
このページの最終更新日: 2024/09/30広告
Maaslin に交互作用項を含める
diagnosis と dysbiosis の二つを説明変数にしたスクリプト。これでも問題なく動くが、maaslin で
交互作用については、とりあえず 交絡のページ で交絡とともに説明している。
上と同じように、dysbiosis と diagnosis を説明変数とするが、それらの交互作用も計算する。Maaslin2 には、これを直接計算する機能は備わっておらず、自分で変数として追加しなければならないようだ (4)。
nonIBD が reference なので、CD と UC を使用する。
まずはデータの読み込み。
これは、Maaslin のライブラリからデータを読み込んでいるが、このページで使ってきた csv を読み込んだデータセットと同一である。
次に、以下のようにメタデータを追加する。
df_input_metadata$CD_dysbiosis は、df_input_metadata に新しい列を追加している。df_input_metadata$diagnosis == "CD" は TRUE または FALSE を与える。これに dysbiosis を掛け算している。
よって、新しい列 CD_dysbiosis には、diagnosis が CD ならば dysbiosis の値がそのまま入り、そうでなければ 0 が入るということになる。もちろん nonIBD の場合にも 0 が入る。
もう一つの列 UC_dysbiosis も同様で、UC の行にのみ dysbiosis の値が入り、その他の場合は 0 になる。
この追加した 2 列を、fixed_effects に加えて Maaslin 解析を実行する。すると、結果に CD_dysbiosis および UC_dysbiosis の行ができる。この coef が交互作用の coef である。
連続変数で交互作用を調べたいときはどうするのか?
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References
- MaAsLinの使い方のメモ. Link: Last access 2022/05/06.
- Coefficient in maaslin2 output. Link: Last access 2022/05/15.
- Maaslin2. Link: Last access 2022/05/15.
- GitHub Official manual. Link: Last access 2022/05/15.
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