ggplot によるバブルプロットの作成

UB3/informatics/r/ggplot_bubble

このページの最終更新日: 2024/09/30

  1. 概要: バブルプロットとは
  2. バブルプロットの基本的な作り方

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概要: バブルプロットとは

バブルプロットとは、値の大きさを円のサイズで表した、以下のような図のことをいう (図、ref. 1)。このページでは、R の ggplot を使ったバブルプロットの作り方をまとめる。

バブルプロット

バブルプロットは、基本的には散布図 scatter plot である。つまり、ggplot で散布図を作り、点の大きさをデータに応じて変えればよい。

したがって、ggplot のメインページおよび ggplot による散布図の書き方をまとめた以下のページも参考になる。

バブルプロットの基本的な作り方

組み込みデータセット mtcars を使う。これは、様々な車のパラメーターが含まれる以下のようなデータである。

Rの組み込みデータセット mtcars

まずは、燃費のパラメーターである mpg (mile per gallon, ガソリン 1 ガロンで走れる距離) を基本的なバブルプロットにしてみる。Y 軸には車を並べたいので、まず行名をカラムに変換し、散布図を書く。aes で size を指定することでバブルプロットになる


ggplotによるバブルプロットの作成

mpg に応じて、バブルの大きさが設定される。


しかし、これだと mpg が X 軸にも表示されているので、情報が重複している。mpg 値はすでにバブルの大きさで示されているので、X 軸は他の値、たとえばシリンダー数 cyl でよい。


ggplotによるバブルプロットの作成

シリンダー数が 4 の車は mpg が高い、つまり燃費がよいことがわかるグラフになった。


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References

  1. De Filippis et al. 2020a. The food-gut axis: lactic acid bacteria and their link to food, the gut microbiome and human health. FEMS Microbiol Rev 44, 454-489.

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