Linux とは: 一般的な説明

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このページの最終更新日: 2021/06/18


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  1. 概要: Linux とは

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  1. ターミナルとコマンド一覧
  2. ユーザーの管理
  3. Ubuntu 14.04 セットアップ
  4. Ubuntu 16.04 セットアップ
  5. Latex 環境の構築
  6. Error: boot のクリーニング
  7. Error: initramfs と出て起動しない

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このページは米村貴裕様 [博士 (工学)] に執筆頂いた依頼記事です。


概要: Linux とは

ひと言で説明するのならLinuxとはOSのひとつで、Microsoft社 WindowsとApple社 MacOSの「やや上級者向け」代替物である。上級者向けとはいえ、近年はLinuxもGUI(デスクトップ等)での操作環境が整ってきた。 Linuxの起源は1990年代半ばにLinus Torvalds氏がディスクドライバ用に、Minixファイルシステムを解読し結果、OSとして動作するLinuxカーネルを開発し現在に至ったとされる。

Linux最大の特徴は、世界最大級のオープンソース・チャレンジでありOS自身を必要に応じ、自由に「書き換え」できる点にある。Linux自体が無料で使える点も見逃せない。

このようなLinuxには、開発者がディストリビューション(大きなカスタマイズ)した様々なバージョンが公開され、ある程度、機器の使用目的や必要環境に合うものを選べる。Linux自体はOSのカーネルにすぎず、実用的にするには、見合った機能レイヤーの追加が必要だ。

プリンタを使いたければ、Linux内部でも上位に位置するアプリケーションの追加から、デーモンやデバイスドライバといった、ミドルウェアからドライバ類までが必須となる。それらを地道に行わないで良いよう、種々の機能レイヤーが追加されているLinuxのパッケージもあるので、活用すべきだろう。

ディストリビューションでき、さらにパッケージ化されたLinuxの機能レイヤーは、以下のように分類できる。

  • アプリケーション
  • コマンド
  • コンパイラ
  • シェル
  • デバイスドライバ
  • デーモン
  • ユーティリティ

ユーザや開発者は、異なる機能や目的を実現するため、上記をつけ加えたり、あるシステムを別のシステムと置き換えたりする。実際、「シェルだけ」はこのディストリビューションのものを使う、といった芸当まで可能だ。つまり機能レイヤーは、多くの場合、完全な互換性を持つ。

このためディストリビューションされたLinuxは何千という数があり、それぞれ名前がつけられている。そしてユーザや管理者は、自分(や顧客)の必要に応じ、目的を達成できうる機能レイヤーの追加、もしくは独自にソースコードを書き換え、唯一無二なアレンジすら、行ってかまわない。自由自在に扱えるところがLinuxのウリでもある。

Linux自体を大きく改変可能でネットの細かな設定も、かなりカスタマイズできるので、サーバを取り扱う企業では、非常によく使われている。こうした作業は、昔こそコマンドの入力等(MS-DOSのような雰囲気だ)で行っていたが、マウス操作でできるGUI環境(デスクトップ環境)が整い、簡単なカスタマイズなら、画面上のメニュー選択だけで実現可能だ。


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ただ、Linuxのパッケージによるが、驚くほど様々な設定が必要だったり、初心者にはややこしい「初期設定」が必要だったりする点が、普及の妨げになっている。しかし即、使えるLinuxパッケージも存在しており、一般化していくのは時間の問題かもしれない。

Linuxは自分流のアレンジが効くOSであり、GUI(たとえばデスクトップ環境)が気に入らない、使い辛いといったとき、少しばかりの知識や操作は必要になるものの、Windows10ふうなものと機能を「置き換え」れば解決する。Linuxをふくめ、それら世界中の情報は以下のサイトにアップされている。

https://distrowatch.com/

仮にLinux自体が英語表示でも多くのバージョンで、「日本語化パッチ」が整備されており、追加すれば日本語表示に切り変わる。パソコンやサーバ、または電子機器類の機能を最大限に活用したいのなら、Linuxはお勧めの選択肢だ。


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参考書籍

  1. これ一冊で完全理解 Linux カーネル超入門.

Linux kernel についての初級者向け解説書。第 1 章「カーネルとは何か」では、カーネルの定義が与えられずに、カーネルの役割がアホみたいな漫画とともにいきなり羅列される。15 ページほど進むと、ようやく「Linux カーネルは、OS の核となる基本的かつ重要なソフトウェアです」という文章が出てくる。この導入はものすごくストレスがたまる。

1 章 Part I はかくのごとく酷いが、後半になるにつれて役立つ情報が出てくるようになる。Ubuntu 14.04 を例としているので少し情報が古いが、Linux がどのように動作しているのかを知るためには貴重な本である。コマンドの解説書ではなく、プロセス、メモリー管理などについての本。


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