Xserver: ウェブサイト運営で最強のパートナー

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このページの最終更新日: 2024/02/03

  1. 概要: X サーバーとは
    • サーバー ID とは
  2. 独自ドメインを設定する
  3. ページにパスワードをかける
  4. サブドメインの設定
  5. X サーバーで、拡張子を .html にしたまま php を使う設定

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概要: X server とは

とりあえず、各種設定に関するメモ。内容が増えてきたので noindex タグ を外した。

サーバー ID とは?

X server は、契約時にサーバー ID を決める。これは 契約後に変更できない ので、慎重に決めるべき。

このページ によると、サーバー ID の用途は以下の 3 つ。

  1. X サーバーにログインする際のユーザー名
  2. ウェブサイトのドメイン名
  3. メールアドレスの @ 以下の部分

ただし、独自ドメインでウェブサイトを公開する場合は、2 と 3 には独自ドメインが使われるので、サーバー ID はあまり重要にならない。

ファイルのアップロードには FileZilla を使用。Export - Export Site Manager Entries とすると、サーバーの設定をエクスポートできる。これを読み込めば、他のコンピューターでも最小限の労力で使えるようになる。

独自ドメインを設定する

独自ドメイン をすでに持っている状態で、X サーバーで設定する手順。

  1. サーバーパネルのドメイン設定から、ultrabem.com などのドメインを設定する。
  2. URL, php バージョンなどの確認画面が現われる。必要なら変更。
  3. DNS ネームサーバーなどの設定は、X サーバーでなくドメインの取得元 (ムームードメイン、お名前.comなど) で行う。

お名前.com では、プライマリーネームサーバーに ns1.xserver.jp を、セカンダリーネームサーバーに ns2.xserver.jp を記入するだけだった。

ページにパスワードをかける

ページ閲覧にパスワードをかける方法は、少なくとも以下の 2 通りがある。

  1. 簡易法: このページ にある Javascript を使う。そのページへの リンク に対して制限がかかるようで、URL を直接入力されるとパスワードは要求されない。したがって強い認証ではない。
  2. Basic 認証 (基本認証)。Xserver ではサーバーパネルから指定することができる。特定にユーザーにのみ閲覧を許可する方法で、ユーザー名とパスワードの入力が必要になる。

Basic 認証は、301 リダイレクト などに使われる .htaccess ファイルを使って行うこともできる (1)。

サブドメインの設定

サブドメインを追加したいドメインを選択し、サイドバーから「サブドメイン設定」を選ぶ。非常にシンプル。サブドメイン数も無制限である。

ドキュメントルートは、ファイルのアップロード先。一見サブディレクトリのように見えてしまうが、短い方が見やすいだろう。

反映に最大で 1 時間程度かかるようだ。

X サーバーで、拡張子を .html にしたまま php を使う設定

考える点が多いトピックなので、そのうち別のページに移すかも。

そもそもの動機は、ページ上にある最終更新日をいちいち手動で変えるのが面倒なので、php で自動表示にできないかということだった。これは簡単で、このページ を参考に以下のコードを記載。

<?php echo "最終更新日: " . date ( "Y/m/d", getlastmod() ); ?>

次の .htaccess の設定をしたらちゃんと動いた。ただしスペースやドットの位置がおかしいと動かないので注意。

さらに、このページ を参考に .htaccess に以下の 1 行を追加。サーバーの種類や php のバージョンによって設定が違うようである。2019 年 1 月の X サーバーで、サーバー番号が sv2001 以降の場合はこれ。 sv1999 以前のときはリンク先を参照。

AddHandler fcgid-script .html

VSCode では、一番最初の < が赤く表示される。これは、ファイルの認識が html になっているためのエラー表示のようである (参考) ので、気にしなくても良さそうだ。


html で php を使うメリット・デメリット

一般的なメリット・デメリットの他に、私の環境での問題もあるので、とりあえず箇条書きにしておく。

  • ベストの方法は、たぶん拡張子を .php にしてサイトを作り、URL には拡張子を含めないように .htaccess を設定すること。もし今から新しくサイトを作るならそうする。
  • この方法のマイナーな問題点は、私が使っている html エディタ である Brackets のライブプレビューが .php では動かず、コードの色分けもされないこと。Brackets の設定でなんとかなるのかもしれないが試していない。
  • 現状、.html が URL にも含まれてしまっているので、SEO の観点からこれは変更したくない。そのため、.html のファイルで php を動かす動機が生まれた。

> 一般的には、.html で php を使うメリット・デメリットは以下の通り (ref)。

  • .html の方が SEO 対策になる : 本当か微妙?
  • require_once を使うと、複数のページの共通部分の管理が楽になる: これはよくわからない。
  • html は静的、php は動的なので、サーバーに負荷がかかる。ただし、実際にどれくらいの負荷かわからないし、結局 php を動かすなら拡張子が何だろうと負荷は変わらないという意見も。しかし、.htaccess への記述によって静的な html ファイルも php として処理されるなら、やはり負荷がかかるのか?

Brackets マニュアル によると、Live Preview は .php ファイルでは完全には動かないようなので、このサイトでは .html で php を動かすのがベストというのが現時点での結論。サーバー負荷が将来的に問題になってきたら、php の部分を一括削除できる。


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References

  1. 「.htaccess」ファイルを設置する (基本認証編)。Link: Last access 2018/04/30.

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