独自ドメインの取得: メリットとデメリット
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このページの最終更新日: 2024/09/30- 概要: 独自ドメインとは
- メリットとデメリット
- 個人情報の保護: whois
- ドメイン発行会社が潰れたら
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概要: 独自ドメインとは
ドメインはインターネット上の住所で、URL 上で確認することができる。
という URL で考えてみよう。
- com が第一レベルドメイン
- fc2 が第二レベルドメイン
- web が第三レベルドメイン
- ultrabem2 が第四レベルドメイン
と呼ばれる。
いくらかの登録料を払うと、第二レベル以降のドメインを自分の好きな文字列にすることができる。このようなドメインを
のような短い URL を使うことができる。よく使われる第一レベルドメイン (top level domain) には、次のようなものがある (2)。
.com | 本来は commercial を意味するドメインだが、現在では個人使用を含め幅広く使われている。このサイトも ultrabem-branch3.com である。 |
.net |
ネットワークを意識したドメイン。.com, .net および .org が最初に作られたドメインらしい (2)。 |
.org |
意味するところは organization で、非営利団体を意識しているが、実際には広く使われる (2)。 |
.info |
誰でも取得可能。「情報提供サイト」みたいなニュアンスか。このサイトも .info と迷ったが、年間維持費が .com よりちょっと高かったので、結局 .com を選んだ。 |
.co.jp |
.co.jp は日本の会社または組合でしか使えないドメイン。 .jp は日本国内の個人が取得できるドメイン (2)。ただし whois 情報の代理公開ができない。 |
このサイトのドメイン ultrabem.com は ムームードメインから購入した。.xyz や .club などの新しいドメインは、初年度費用が 69 円などと安いので得に見えるが、二年目以降の更新費用が .com より高く、長い間ドメインを保持するならば結局 .com がよいという結論になった。
ただし
メリットとデメリット
独自ドメインのメリット
無料のサービスでは、突然ブログやサイトが閉鎖されたりすることがあるらしい。独自ドメインがあれば、このような場合にサーバーを変えて同じ URL でサイトを維持できる。これが最大のメリットだと思う。そのほかに、
- URL が短く、覚えやすくなる。
- Google Adsense の審査を受けられる。
- SEO に有利 (検索で上位に表示されやすくなる) かもしれない。
などのメリットがある。
独自ドメインのデメリット
- 維持費用がかかる。ただし年間数百円から数千円が普通。
- 個人情報が公開される可能性がある → 「個人情報の保護」を参照。
個人情報の保護: whois 公開情報
世界のドメインは Internet Corporation for Assigned Names and Number (ICANN) という団体によって管理されており、ここの基本姿勢は「ドメインを取得したら、その登録情報を公開するべし」である。
公開された情報は、ウェブ経由で検索することができてしまう。例えば このサイト。
個人のサイトの場合にこれは好ましくないので、ドメイン取得業者の情報を代わりに公開してくれる
Domain Name: ultrabem.com |
ただし、.org や .co.jp など一部のドメインでは公開代行ができないようになっているので注意すること。
ドメイン発行会社が潰れたら
サイトを長く維持したい場合、ドメイン発行会社が潰れたらどうなるのかは気になるところである。
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