英語論文: 大文字を使うときのルール
- 論文だけでない基本ルール
- 一般名詞の固有名詞化
- Western blot の W は大文字か
- 遺伝子名・タンパク質名の大文字・小文字表記
広告
論文だけでない基本ルール
まずは大文字にするべき常識的なものを列挙する。
文章の最初の文字 | |
一人称の "I" | |
固有名詞 (人名) | Smith, Suzuki など。一般的な人の名前に加えて、 |
固有名詞 (地名) | 国、地町村、通りの名前など。以下のものも、このカテゴリーと考えていいだろう。
|
月、曜日、祝日 | January, February, Sunday, Monday, Thanksgiving, Easter... |
一般名詞の固有名詞化
- white house はただの白い家、the White House は大統領官邸。
- mother, father の M や F を大文字にすると、「自分の親」という意味になる。
これに似た使用法で、固有名詞とまでいかなくても「一般名詞に特別な意味を持たせる」ことができるようである。ウエスタンブロットのページに、western blot の w の大文字、小文字についての文章があるので、以下のサイト内検索から参照されたい。
遺伝子・タンパク質名の大文字・小文字表記
遺伝子、タンパク質の名前は shh のようにアルファベットで表されるが、種ごとにガイドラインがある。ただし、全ての論文が従っているわけではなく、このガイドラインがどの程度まで浸透しているかは疑問である。
個人的には、
- 遺伝子は shh のようにイタリック、タンパク質は shh のように非イタリック。
- ヒト、霊長類、ニワトリ、家畜のタンパク質は、SHH のように大文字にする。
- その他の生物のタンパク質は、Shh のように最初だけ大文字。
広告
参考文献
コメント欄
サーバー移転のため、コメント欄は一時閉鎖中です。サイドバーから「管理人への質問」へどうぞ。