外付け HDD: フォーマットの種類、パーミッションなど

UB3/informatics/hardware/hdd

このページの最終更新日: 2021/07/08

  1. フォーマットの種類
  2. RAID とは
  3. 外付け HDD のパス (Mac, Linux)

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フォーマットの種類

Mac のディスクユーティリティーで HDD をフォーマットするときには、以下のような形式に加え、encrypted (暗号化) するかどうか、case-sensitive (大文字と小文字を区別するかどうか) を設定できる。

暗号化をすると、その HDD にアクセスするときにパスワードが必要になる。保存するデータの種類によって決めると良いだろう。大文字と小文字を区別すると、OS によっては問題が起こることがあるらしいので (6)、基本的にはしない方が良さそうだ。


FAT32

とにかく古いフォーマット。File Allocation Table というフォーマットで 32 bit のもの。

  • Mac, Linux, Windows いずれも使用可能。
  • 容量制限あり。1 ファイルあたり 4GB まで、1 ボリュームあたり 2 TB まで。
  • ファイルの断片化が生じる。
  • ファイルのアクセス権を設定できない。

NTFS

New Technology File System という Windows 標準のフォーマット。

  • 容量制限: ファイル、ボリュームとも 2 TB まで。
  • Mac では読み込み専用になる。つまり書き込み不可 (1)。
  • FAT32 より書き込みが早く、セキュリティ面も強化されている (2)。

HFS+

Hierarchical file system plus の略で、Mac 標準のフォーマット。Mac OSX 拡張 はこれのこと。

  • 容量制限 8 EB/ファイル。事実上制限なしに近いだろう。
  • ファイル単位でアクセス権の設定が可能。
  • デフラグ不要。

ExFAT

Mac と Windows で HDD を共用したい ならこれ。新しいフォーマット。

  • 容量制限なし、アクセス権は設定不可。
  • Windows でフォーマットした方が良い (1)。Mac でフォーマットすると Win で読めないことがあるらしい。
  • Windows XP など、古い OS では読み込めない。

APFS

Apple File System の略で、macOS High Sierra から導入されたフォーマット。Windows および High Sierra 以前の macOS には対応していない。

  • ファイルコピーの高速化、ファイルが壊れにくいなどのメリットがある (6)。

> 購入時のフォーマットは、だいたい以下のようになっているらしい (2)。
  • Win の内蔵 HDD は NTFS。
  • 外付け HDD は NTFS または FAT32。

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RAID とは

RAID は Redundant Arrays of Inexpensive Disks の略で、複数の HDD を単一のドライブとして扱う技術のこと (3)。

この言葉が作られた当時は、大容量 HDD は高価なものだったので、RAID は安い HDD を使って信頼性を確保する技術として名付けられた (4)。そのために Inexpensive という言葉が使われている。現在では I は Independent とする説明も多いようである。

一般的なモードを表に示す。RAID2 や RAID3 など、あまり使用されないモードもある。

RAID1

ミラーリングモード。2 つのドライブに同時にデータを保存する。

  • 1 つの HDD が破損しても復旧が可能。
  • HDD の容量は半分になる。

RAID5

データからパリティという情報を生成し、データとともに複数の HDD に分散して記憶する (3)。

  • HDD が破損しても、パリティ内の情報から復旧が可能。
  • HDD 容量は 4 分の 3 になる。

RAID0

ストライピングモードといい、データを 4 つの HDD に分散して書き込む (3)。

  • 書き込みが高速になるが、データ保護という観点での利点はない。
  • RAID 本来の意味である冗長性が確保されていないので、0 番が振られているらしい (4)。

RAID10

RAID1 と RAID0 の組み合わせ。

  • RAID1 だと書き込み量が 2 倍になるため書き込み速度が遅くなるが、これを RAID0 で分散することで速度を上げている。


外付け HDD のパス

ターミナル (Mac, Linux) を使う仕事していると、外付け HDD がどこにあるかわからずに探し回ったことがあった。マウントポイントは以下の通り。

  • Mac OSX High Sierra では、USB 接続の外付け HDD は /Volumes にある。
  • Mac OSX High Sierra では、ルーターに直接接続するネットワーク HDD も /Volumes にある。
  • Linux Ubuntu 16.04 では、なんと接続する順番などによってマウントするポイントが変わったりするらしい (5)。私の場合は、/media/user にあった。
  • また、df コマンドでも /dev/sdb2 のようなディスクの割り当てを見ることができ、ここに /media/usr/HDDの名前 の情報もある。まずは df をやってみるのが良いと思う。

HDD をアンマウントするコマンドは umount である (7)。umount dev/sdb2 のように、df で見られるような形で指定する。


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References

  1. 外付けHDDやSDカードのフォーマット形式はどれが最適?各種類の特徴を比較! Link: Last access 2018/02/11.
  2. NTFS、FAT32、exFATの違いを比較!ポータブル・外付けハードディスクを買う時に確認すべき事とデータ保存の裏ワザ Link: Last access 2018/02/11.
  3. RAID 機能解説、Buffalo. Link: Last access 2018/02/11.
  4. 基礎から押さえるRAID講座. Link: Last access 2018/02/11.
  5. LinuxでUSB外付けディスクを快適にマウントする. Link: Last access 2018/02/26.
  6. フォーマット形式や方式の特徴まとめ。APFS導入により選択肢が増えた。 Link: Last access 2020/01/26.
  7. Linux ハードディスクをアンマウントする。 Link: Last access 2020/02/25.

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アップデート前、このページには以下のようなコメントを頂いていました。ありがとうございました。マウントポイントを修正しました。

2018/03/06 12:37 MacのマウントポイントはVolumesですね。sが抜けてます。