Microsoft Word: 設定、便利な使い方

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Word に関する上位のページです

このページの最終更新日: 2025/08/26

  1. レイアウト関連
    • 段落前後の間隔の調節
    • ポイントと行数/インチの換算
  2. その他設定

Word 関連ページ


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レイアウト関連

段落前後の間隔の調節

  • Win 2013: Page layout - Spacing - Before and After
  • Mac 2011: まず設定エリアを選択 - Format - Paragraph - Spacing - Before and After

ポイントと行数/インチの換算

英語の文章を書くときに、たまに行間が「**行/インチ」で指定されていることがある。inch という単位も普段使わないし、Word の行間の単位は single とか double とか points とかなので、この換算は非常にストレスフルである。

このページ によると、Word の以下のような仕様がポイントと行数/インチの換算に関係してくる。

  • Times New Roman, Arial などの一般的なフォントでは、Word はフォントサイズの 20% のスペースを行間に自動的に加える。
  • つまり、フォントが 10 ポイントの場合、1 行は 12 ポイントと考えてよい。12 ポイントフォントなら 1 行は約 14 ポイントになる。
  • さらに、1 インチが 72 ポイント と規定されている。ゆえに、10 ポイントフォントでは 6 行/インチとなる。12 ポイントの場合、およそ 5.1 行/インチである。
  • Double space などで行間余白を変更することができる。
  • 「見出し」に使われるようなフォント (Algerian など) には、この 20% ルールは適用されない。

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「あとがき」で当サイトを参考にしたと書いてくれているラノベです。面白かったです。

その他

F7 でカタカナにならなくなった

Word は常に余計なことをして私を苛つかせる。マイクロソフトの基本姿勢である「ユーザーはバカ」という考えが透けて見えるためである。これも余計な変更の一つで、F7 キーでのカタカナ変換が突然できなくなった。スペルチェックみたいなのが立ち上がる。これの割り当てを外す方法。Mac, Office 365。2025 年ごろ。

  • Word - Tools - Custamize Keyboard
  • All Commands に対して ToolsProofing を検索
  • F7 と Command + Option + L が割り当てられていた。なんで、こんなマイナーなコマンドに 2 つもショートカットを割り当てるのか?
  • F7 を削除すれば OK。

鬱陶しいアクセシビリティに関連。リボンからヘッダーを追加しただけでは認識されず、表を選択して右クリック、プロパティを選んで行のところから Repeat as header row at the top of each page にチェックを入れる必要がある。

Mac 版 Office 365 の場合、表を選択すると Table Design というメニューが現れる。Header Row にチェックを入れる。

バージョンの確認

  • File - Account - About Word (Win 2013)

ファイルを開いたときに Read-only モードにしない設定

Windows 7 では、プレビュー表示をオンにしていると「別のアプリケーションがそのファイルを使っている」と解釈され、勝手に read-only モードでファイルが開かれてしまう。プレビューをオフにしておく。


辞書の設定

Mac High Sierra では、システム環境設定 - キーボードからユーザー辞書 (登録単語) を一覧できるが、Word でスペルミスに破線アンダーラインをつけたりするのに使われるのは、Custom Dictionary という別の辞書である。

たとえば学名などにスペルミスを示す波線がついたときに、右クリックで「追加 Add to dictionary」することができる。

Word - Preferences - Spelling Grammar にこの辞書があり、パスが表示されている。~/Library/Group Containers


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References

  1. インストラクターのネタ帳. Link.

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