英会話: 後半の母音を発音しない単語

english/speaking/vowel_later_word
7-22-2017 updated

  1. 概要
    • a を発音しない
    • e を発音しない
    • y を発音しない

概要

英語の実際の発音が、カタカナ表記と異なることはよくあるが、典型的なパターンとして カタカナにある母音が存在しない というものがある。

Proposal という単語を例に説明する。これはカタカナでは「プロポーザル」と書き、「提案、企画案、(結婚の)申し込み、プロポーズ」といった意味であるが、発音は [prəpouzl] であり、後半の「ア」の音は存在しない

このページでは、このような「スペル上は母音がありそうなのに、実際は発音しない」単語をリストアップしてみる。下の表では、アクセントがあるところは緑の字で示してあるが、省略しているものも多いので注意。

a を発音しない

単語 発音記号 コメント
decimal [desəml] 少数。最後は「マル」と発音しない。「小数第一位」は the first decimal place。
normal [nɔːrml] decimal と同様に、最後は ml であり「マル」にはならない。
propose
proposal
[prəpouz]
[prəpouzl]

proposal の最後は「ザル」にならないので注意。アの音は入らない。Pro を含む単語の発音 のページも参照。

pedal [pedl]

「ペダル」ではない。自転車のペダルのほか、数学の「垂足線」という意味もある。

magical [mædʒkəl]

曖昧母音の ə がさらに斜体になっているので、非常に弱い。間違っても「マジカル」ではない。


e を発音しない

単語 発音記号 コメント
novel [nɑvl]

「小説」のほか、「新しい、今まにでない」という意味も。ノーベル賞の Nobel は [noubel] となり、逆に「ベル」にアクセントがくるので注意。


y を発音しない

単語 発音記号 コメント
acetyl [æsətl] 日本語では「アセチル」と表記するが「チ」ではない。科学英語の発音集 のページも参照のこと。

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