英会話: 数字、単位、専門用語などの正しい読み方
english/speaking/scientific_words
9-29-2017 updated
- 数字に関する表現
- 元素や化学物質の名前
- 「ア」を「エイ」と発音するもの
- 「イ」を「アイ」と発音するもの
- その他未整理
数字に関する表現
例 | 読み方 | コメント |
---|---|---|
1.4 | one point four | 小数点は point と読み、あとは数字を列挙 |
2/3 分数, 3 分の 2 |
two third | 日本語と反対で |
27/13 分数 |
twenty-seven |
数が大きいなどで th による表現がわかりにくい場合、over を使うことができる。非常に実践的でよく耳にする。文字式などの場合にも有効。 |
102 指数 |
ten squared | 指数表現の特殊例、2 乗の場合は squared |
103 指数 |
ten cubed | 指数表現の特殊例、3 乗の場合は cubed |
104 指数 |
ten to the forth (power) | 一般には to the ...th とする。 |
単位
例 | 読み方 | コメント |
---|---|---|
Å | angstrom [ |
日本語ではオングストローム、0.1 nm。
|
mmHg | millimeter of mercury |
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元素や化学物質の名前
主にカタカナとの発音に違いに着目して整理しています。大体の単語は Oxford Dictionary で音声が聞けます。
「ア」を「エイ」と発音するもの
アミン |
[eɪmiːn] | 「エイミーン」。ただしアミノ酸の「アミノ」は「エイミノ」にはならない。 |
「イ」を「アイ」と発音するもの
物質 | 発音記号 | コメント |
---|---|---|
アミド Amide |
[ |
「アマイド」または「エイマイド」、頭にアクセント。 |
リボース Ribose |
[r |
DNA, RNA を構成する糖。 |
チオール Thiol |
[θ |
Mercapro group -SH (also called thiol group) をもつ物質の総称。 |
デヒドロゲナーゼ Dehydrogenese |
[diːhʌidr |
アクセントの位置、「デ」ではないなど注意点多数。ɑ の部分のアクセントはあまり強くない。むしろ長く伸ばす感じ。 ɑ は「オ」よりも「ア」に近いことに注意しよう (参考: ɑ の発音)。Phospholyrase などこのような例は非常に多く、 o のスペルは基本的に ɑ の音であると思っておいたほうがむしろ英語っぽく喋れる。 |
チラコイド Thylakoid |
[θ |
葉緑体の部分構造。 |
シアノバクテリア Cyanobacteria |
[sʌiənəubakt |
細胞内共生 endosymbiosys で葉緑体の起源になったと思われるバクテリア。 Symbiosis は [simbi |
イオン: ion |
[ |
アクセントの位置に注意。cation は陽イオン、anion は陰イオンのこと。 |
その他未整理
物質 | 発音記号 | コメント |
---|---|---|
アセチル |
[ |
「チ」の音は英語には入らない。後半の母音を発音しないケース に相当する。 |
ヘリウム |
[hiːliəm] | 「ヘリ」でなく「ヒーリ」。希ガス、吸うと声が変になる。液体ヘリウムは液体窒素よりも低温で、MRI などで超電導状態を保つために使われる。 |
マグネシウム |
[mægn |
「マグニージアム」みたいな感じ。ヘリウムの発音と通じるところがあるだろう。 |
ムターゼ |
[mj |
分子内で phosphate group などを他の場所へ付け替える酵素。 |
ペルオキシソーム |
[pər |
カタカナで書くなら「ペラクシサウム」が近いか。 |
染色体 |
[kr |
二重母音 ou が 2 つある。mitosis [mait |
Haploid |
[h |
「ダイプロイド」ではないことと、口を大きく開く ɔ の音 であることがポイント。 |
配偶子 |
[g |
スペルから推察できる。 |
菌類 |
[f |
複数形の fungi では、最後は「イー」であり「アイ」にはならない。 Fungi, diploid のように「アイと読みそうだけどイのもの」という分類もそのうち作りたい。 |
プリオン |
ai にはならない。つまり「プライオン」ではなく「プリオン」。 |
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