f と v の発音
- f の発音
- v の発音
- Wolf から Wolves への変化
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f の発音
v の音は唇を噛んで「ヴ」になり、b の「ブ」と違う音であることは良く知られている。これに対して、
- 「唇を噛む」ことについて。「ものを噛む」ときには、普通は上あごは動かないので、「上あごで下唇を噛む」という表現は自然でない。
下唇を上の歯の先端に付ける」 と考える方がよい。 - この状態で、口先から 4 - 5 cm のところまで唾が飛ぶように、勢い良く息を吹き出す音が f である。
つまり
たとえば friend という単語を発音するときに、口がやや尖って柔らかに発音していたならば、それは日本語の hu の音である。f の音では、下唇が上の歯の先端に触れてちょっとアヒル口のような形になる。
この friend を huriend のように発音してしまう癖は、日本人発音」として指摘されたことがあった。それまであまり意識したことがなかったので、新鮮に感じたのを覚えている。もう一つ、regulation などの tion を「ション」を発音するのが日本人っぽいと言われたのだが、これについては シュワのページ 「カタカナ英語からの脱却」の項でまとめている。
v の発音
同様の語尾変化として、
|
|
などがある (2)。ただし、chief, cuff, gulf, motif, muff, reef, roof, staff, belief, proof, giraffe, safe (金庫の意味) などは f に そのまま s がつく。
そのまま s をつけても、f を v にかえても「どちらも OK」という単語もあるようで (2)、規則性を調べてみるもの面白いかもしれない。
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References
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