R を使った two-way ANOVA

UB3/informatics/r/r_anova_two_way


  1. データセットの紹介
  2. aov を使った two-way ANOVA

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データセットの紹介

このページでは、R を使った二元配置分散分析 two-way ANOVA の方法を解説する。少なくとも R version 3.5.1 から 4.2 までは使える方法である。ANOVA および post-hoc テストの原理および R を使った一元配置分散分析については、以下のページを参照のこと。

例として、R の ToothGrowth という 組み込みデータセット を用いる。ToothGrowth は、モルモットにビタミン C (VC) またはオレンジジュース (OJ) を 0.5, 1.0, 2.0 の dose で与え、歯の長さを測定したデータである。

60 行 30 列のデータであるが、最初の 10 行のみを載せておく。

ToothGrowthデータセット

データセットの全体をグラフ化するとこのようになる。

ToothGrowthデータセット 棒グラフ

VC または OJ (supp というカラム) と dose という 2 つの要因があるので、二元配置分散分析で検定すべきデータである。


aov を使った two-way ANOVA

A = aov(len ~ supp * dose, data = ToothGrowth)
summary(A)

これを実行すると、以下のような結果が帰ってくる。supp、dose、交互作用いずれも P 値が 0.05 よりも小さく有意である。

Rの二元配置分散分析
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References

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