MATLAB: 行列の演算
informatics/matlab/matrix_calculation
8-3-2017 updated
- 概要: 行列の四則演算
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概要: 行列の四則演算
足し算、引き算
足し算と引き算は単純である。単にそれぞれの要素が足し算または引き算される。ただし、行列の次元が違うとエラーになる。 ”Error using + Matrix dimensions must agree." などと表示される。>> A=magic(4)
A =
16 2 3 13
5 11 10 8
9 7 6 12
4 14 15 1
>> B=rand(4)
B =
0.8235 0.0344 0.7952 0.6463
0.6948 0.4387 0.1869 0.7094
0.3171 0.3816 0.4898 0.7547
0.9502 0.7655 0.4456 0.2760
>> C=A+B
C =
16.0971 2.0971 3.0971 13.0971
5.0971 11.0971 10.0971 8.0971
9.0971 7.0971 6.0971 12.0971
4.0971 14.0971 15.0971 1.0971
>> D=A-B
D =
15.9029 1.9029 2.9029 12.9029
4.9029 10.9029 9.9029 7.9029
8.9029 6.9029 5.9029 11.9029
3.9029 13.9029 14.9029 0.9029
掛け算
行列の掛け算は複雑なので、小さい整数行列で考えてみる。
>> A=magic(2)
A =
1 3
4 2
>> B=[1 2; 3 4]
B =
1 2
3 4
>> A*B
ans =
10 14
10 16
これは単純な行列同士の掛け算である。なぜかわからない人はこの数学学習サイトを参照しよう。
MATLAB で覚えておきたいのは、以下の要素同士の掛け算である。すなわち、乗算記号 * の前に . (ドット)をつけることで、それぞれの要素同士を掛け合わせるという意味になる。
>> A.*B
ans =
1 6
12 8
同様に、A^2 は行列同士の掛け算になるが、A.^2 なら各要素を 2 乗するという意味になる。
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