CBP のタイトルの変遷

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7-22-2017 updated


概要

あまり医学寄りでない基礎生物学の研究をしている人は、Comparative Biochemistry and Physiology (CBP) という雑誌を引用する機会があるかもしれない。この雑誌はサブタイトルがあり、さらにタイトル、サブタイトルとも年々変わっているので非常にややこしい。このページで整理しておく。情報は Pubmed の NLM catalog から。

1960 - 1970 年 の間は Comp Biochem Physiol という一つの雑誌であり、サブタイトルをもっていなかった。のちに内容に応じて A, B, C の 3 つの雑誌に分割され、 2015 年 5 月現在 では Part A から D の 4 つに分かれている。


A - Physiology 関連

1971 - 1992 年: 正式名は Comparative biochemistry and physiology. A, Comparative physiology、ISO Abbreviation は Comp. Biochem. Physiol. A Comp. Physiol. である。

1994 - 1997 年: Comparative が重なっていることに気づいたためか、サブタイトルが Physiology のみになり、正式名は Comparative biochemistry and physiology. Part A, Physiology、ISO Abbreviation は Comp. Biochem. Physiol. A Physiol. となる。ただし、雑誌のサイトでは comparative という単語はなく、1971 - 1997 年で一区切りになっている。

1998 年: Comparative biochemistry and physiology. Part A, Molecular & integrative physiology という名前に変わり、この名称は 2015 年 5 月現在まで 使われている。

NLM Title Abbreviation は Comp Biochem Physiol A Mol Integr Physiol で Part を含まないが、ISO Abbreviation では Comp. Biochem. Physiol., Part A Mol. Integr. Physiol. のように Part が入る。しかし、以下に見るように Pubmed の情報も案外いい加減である。


B - Biochemistry 関連

1971 - 1993 年: Comparative biochemistry and physiology. B, Comparative Biochemistry.

1994 年: しばらくの期間だけ B が削除されたようで、Comparative biochemistry and physiology. Biochemistry and molecular biology、ISO abbreviation, Comp Biochem Physiol Biochem Mol Biol. となっている。しかし、雑誌のサイトを見ると Part B が残っている ので、次の項目と同じように扱って良さそうである。

1994 年 - 現在: すぐに B が復活し、Comparative biochemistry and physiology. Part B, Biochemistry & molecular biology、ISO abbreviation, Comp. Biochem. Physiol. B, Biochem. Mol. Biol. となる。Part A とは異なり、ISO abbreviation に "Part" が含まれないが、これはさすがに Pubmed のミスではないかと思われる。


C - Pharmacology 関連

1975 - 1982 年: Comparative biochemistry and physiology. C: Comparative pharmacology. コンマがここだけコロンになっているのも、おそらく Pubmed の誤植。

1983 - 1993 年: Comparative biochemistry and physiology. C, Comparative pharmacology and toxicology と、toxicology が加わる。

1994 年: C が消えて内分泌学が加わり、Comparative biochemistry and physiology. Pharmacology, toxicology and endocrinology となる。

1994 年 - 1999 年: すぐに C が復活し、Comparative biochemistry and physiology. Part C, Pharmacology, toxicology & endocrinology に。

2000 年 - 現在: 内分泌学が消えて、Comparative biochemistry and physiology. Toxicology & pharmacology : CBP となる。Part C という文字がないが、Other Title (s) のところで言及されている。Pubmed の情報は、意外と統一がとれていないことがわかる。


D - Genomics 関連

2006 年 - 現在: 2006 年に Comparative biochemistry and physiology. Part D, Genomics & proteomics として創刊されて以来、名称の変更はない。


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References

  1. 「インパクトファクター至上主義の弊害」の根は深い. Link: Last access 6/25/2017.