英文法: 品詞で発音が変わる英単語

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2017/12/04 更新

  1. 名詞、動詞でアクセントのと e/i が変わる
    • Export
    • Extract
    • Record など
  2. 名詞、動詞でアクセントの位置が変わる
    • Import
    • Syndicate
    • Insult など
  3. 名詞の意味でアクセントの位置が変わる
    • Desert
  4. a の読み方が「エイ」と「ア」で変わる
    • Syndicate
    • Elaborate
    • Affiliate など
  5. 例外: アクセントの位置が変わらない単語
    • Complement
    • Advance


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名詞、動詞でアクセントのと e/i が変わる

これまでに、共通ルールがある単語を 3 個発見している。

  1. 名詞は前、動詞は後ろにアクセントが来る。
  2. E で始まる単語の場合は、その音を名詞の場合は「エ」、動詞の場合は「イ」と発音する。

Export
  • 名詞の場合は [ekspɔːrt] で e にアクセント。輸出、輸出品。
  • 動詞の場合は「エ」でなく「イ」になり、[ikspɔːrt]。ɔ の音 のところにアクセントがくる。輸出する、運び去るの意味。

Extract
  • 名詞の場合は [ekstræct] で e にアクセント、「エ」の音。抽出物、エキスの意味。
  • 動詞の場合は「エ」でなく「イ」になり、[ikstæct]。æ の音 のところにアクセントがくる。抽出する、抜粋する、(歯などを) 引き抜く、(数学で) 数の根を求める、などの意味。

Record
  • 名詞の場合は [rerd] で e にアクセント、「エ」の音、レコード。記録。
  • 動詞の場合は「エ」でなく「イ」になり、リコード [rikɔːrd] のように発音する。ɔ の音 のところにアクセントがくる。

名詞か動詞かでアクセントの位置が変わるパターン

原則として、名詞の場合は頭に、動詞の場合は後ろにアクセントがくる。


Import

Export と似たルールに基づいている。

  • 名詞の場合は [impɔːrt] で i にアクセント。輸入、輸入品。
  • 動詞の場合は [impɔːrt] で ɔ の音 のところにアクセントがくる。輸入するの意味。

Research
  • 名詞の場合は [risəːtʃ] で i にアクセント。研究、調査。
  • 動詞の場合は [risəːtʃ] で、アクセントはないか e にくる。辞書によって違う。研究する、調査するの意味。

Insult
  • 名詞の場合は [insʌlt] で i にアクセント。侮辱、失礼な言動、または医学用語で発作、損傷。Adding insult to injury で「泣きっ面に蜂」のような意味のことわざ。
  • 動詞の場合は [insʌlt] で、アクセントが後ろにくる。侮辱する、馬鹿にする、失礼な口をきく。

Assay
  • 名詞の場合は [æsei] で æ にアクセント。検定、分析など。主に化学分析。
  • 動詞の場合は [əsei] で、アクセントが後ろにくる。酵素 enzyme の活性測定など。

Contract
  • 名詞の場合は [kɑntrækt] で ɑ が強い。契約、協定、縮小など。実験の受託解析は contract analysis。
  • 動詞の場合は [kəntræct] で、アクセントが後ろにくる。筋肉の収縮 muscle contract, 習慣がつくなど。

Marinade

残念なことに、この単語は例外で名詞の場合は頭、動詞の場合は後ろというルールの例外である。

  • 名詞の場合は [mærəneid] で ei にアクセント。マリネの漬け汁のことで、酢、ワインなどから作られる。
  • 漬け汁に肉、魚などを漬けることを [mærəneid] という。動詞なのにアクセントが前半に移動する。marinate とも言う。


名詞の意味でアクセントの位置が変わるパターン

Desert
  • 「砂漠」の場合は [dezərt] で e にアクセント。
  • 「食後のデザート」の場合は [dizəːrt] で、アクセントのみでなく「エ」が「イ」になるので注意。日本語の「デザート」とアクセントの位置が同じなので、そう覚えよう。

a の読み方が「エイ」と「ア」で変わるパターン

動詞の場合は a を「エイ」と読むというルールがありそうだ。


Syndicate
  • 名詞の場合は企業の連合やマフィアなどを意味する言葉 (日本語でのシンジケート) だが、発音は [sindikət] で「シンジカット」のようになる。
  • 動詞の場合にシンジケート [sindikeit] と発音する。意味は ** をシンジケート組織にする、(番組などを) テレビ局に配給する、など。

Elaborate
  • 形容詞の場合は、「苦心して作った、手の込んだ、精巧な」という意味になり、 [ilæb(ə)rət] 「イラベラット」のように発音する。
  • 動詞の場合は「苦心して作り上げる、精巧に仕上げる」のほか、「文章を詳細に書き挙げる、研究計画などを詳しく述べる」という意味になり、[ilæbəreit] と発音する。語源は、ラテン語の labor (大いに努める) である。

Affiliate
  • 動詞の場合は「提携する、加盟する、会員になる、養子にする」という意味で、[əfilieit] 「アフィリエイト」のように発音する。
  • 名詞の場合は「支部、会員、関連会社」などといった意味で、アフィリアット [əfiliət] と発音する。どちらの場合も i にアクセントがくる。ウェブから広告収入を得るアフィリエイト は、本来はこちらの発音が正しいのではないかと思う。

Integrate
  • 動詞の場合は「統合する、平等にする、積分する (数学)」という意味で、[intəgreit] と発音する。アクセントが tə にあると思っていたが、頭の i にあるので注意。
  • 英辞郎では、形容詞のときは [intəgrət] となると書いてあるが、形容詞としての意味が載っておらず、Oxford 辞書でも形容詞としての用法はない。
  • アクセントが i にくるのがこの語の特徴のようである。形容詞 integrative では、ra のところにアクセントがくるのが通常のように思えるが、これも [intəgrədiv] と発音する。

例外: 変わらない単語

Complement
  • 補完する、完全にするという意味の動詞と、主に「補体 (免疫関係の用語) や補集合 (数学)」という専門用語の名詞がある。発音はどちらも [kɑnpləmənt] で、第一アクセントの位置は変わらない。
  • ただし、英辞郎 (1) では動詞になると mənt の部分に第二アクセントの記号がつけられている。
  • Oxford dictionaries (2) では、この部分が名詞では m(ə)nt、動詞では ment と e の音になっている。名詞の場合は、若干だが前方にアクセントがあると考えてよいだろう。

Advance
  • 動詞だと進む、向上する、推進するなどの意味。名詞の場合は進歩、上達、向上などの意味になるが、発音はどちらも [ədvæns] または [ədvɑns] であり、アクセントの位置が変わらない。
  • in advance というフレーズで覚えると、後ろにアクセントが来ることを覚えやすいかもしれない。
  • 「アドバイス」も似たようにトリッキーな単語である。動詞だと advise [ədvaiz]、名詞だと advice [ədvais] で、アクセントの位置はどちらも後ろであるが、z と s が変わる。


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