appreciate の使い方:
人を目的語にとらない、for を伴わないなど

english/dic_word/appreciate
2018/09/27 更新

  1. appreciate は「人以外」の目的語をとる
  2. appreciate は通常 for を伴わない
  3. appreciate は it と if を伴って「依頼」の文にもなる
  4. appreciate には「感謝する」以外の意味もある

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appreciate は「人以外」の目的語をとる

appreciate は「感謝する」の丁寧な言い方として英文メールなどでよく使われる単語である。文法的には、以下の 2 通りの使い方がある (1)。

人以外の目的語をとる

Thank you の丁寧な言い方として、I appreciate it. で覚えるのが良いだろう。「appreciate + 名詞」で、感謝するという意を表す。

  • I appreciate your help.

ここで大事なのは、appreciate は人を目的語としてとらない ということである。たとえば、

  • I appreciate you.

は Thank you に似ていて「あなたに感謝します」という意味になりそうだが、you が目的語になってしまっているので文法的には誤り。

上の your help の文章では、you の help に対して感謝しており、you 自体に感謝しているわけではないので、これは OK。


派生形: 人 + doing なら OK

appreciate の例文で、次のようなものを見ることがある。

  • I appreciate you saying so (1).
  • I appreciate your saying so (1).

これは一見 you を目的語にとっているように見えるが、実際の目的語は saying であり、you は saying にかかっていると考える。動名詞に意味上の主語として名詞が先行するパターンである。

この考えから、your saying とするのも可であり、むしろこちらの方が文法的には正しい文章のようである。


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appreciate は通常 for を伴わない

  • I appreciate for your help.
  • I appreciate for your time.

という英文も Google では数万件ヒットする。しかしこれはどうやら 間違った用法 のようである。

おそらく Thank you for your help などと混同した使い方だろう。


appreciate は it と if を伴って「依頼」の文にもなる

  • We would appreciate it if you would explain it in more detail (1).
  • I’d appreciate it if you could get back to me by tomorrow (2).

などという表現も可能である。丁寧な依頼の文章になる。

注意することは、appreciate が直接 if を伴うわけではなく、形式的な目的語としての it が必要 ということである。


appreciate には「感謝する」以外の意味もある

いずれも ref. 2 より。


真価を認める

appreciate は「真価を認める、良さがわかる」という意味でも使われる。良いもの、価値があるものに対する想いには、いくばくかの感謝も込められていると思うので、感謝の派生系でニュアンスの問題という気がしている。


状況を認識する

Many people don't appreciate the danger of E-cigarrettes という例文が載っている (2)。電子タバコの危険性を認識していないという意味になり、この場合は「感謝する」の派生としては解釈できなそうである。


価値が上がる

不動産や珍品などの価値が上がるという意味でも使われるらしい。


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References

  1. appreciater (感謝する) の3つの用法とは. Link. Last access 2018/01/11.
  2. 「Appreciate」を「感謝する」の意味だけで覚えてしまっていませんか? Link. Last access 2018/01/11.